■ESA721 Ver’95
ESA721 Ver'95
特徴
音の静かなESA721に点作図プロッタ機構を搭載。印字速度も速くなって新登場!
高品質・高性能で日本最初の点字プリンタとして登場して以来、音の静かさと日本の点字サイズ(B5版、32マス22行)を守って、多くの点字図書館や盲学校に納入させていただいております。
そのESA721が豊かな表現力のグラフィック機能と便利さを増して新登場です。
点字プリンタの購入をお考えの場合は、ぜひ点字図書館・出版所等にお問い合わせの上、選定されることをお勧め致します。
大中小の3点方式による点作図プロッタ機構(世界初)搭載。
点作図プロッタとは、図形を上の行から分解して印字するのではなく、ヘッドを左右に動かすと同時に紙を前後に動かし鉛筆で書くように印字する機構です。
そしてESA721ver’95には通常の6点の他に1の点より大きい点と小さい点をそれぞれ付け加えて、太線・中線・細線と3種類の線を印字できるようにしました。
それぞれの線の点間を自由に変えられますので、今まで点訳の最大のネックだった点図が思いのままに印字できます。
仕様一覧
印字速度 | 毎秒10~20点字(印字圧調整スイッチにて可変) 通常文章1ページあたり30秒(20字/秒) |
印字方式 | シリアル・ドット・インパクト方式(6点同時往復印字) |
紙送り方式 | トラクタ・フィード方式 |
用紙幅 | 8インチ×10インチ 10インチ×11インチ |
用紙厚さ | 55Kg~150Kg 印字圧調整スイッチ |
印字数 | 32字22行(紙幅8インチ) 40字24行(紙幅10インチ) |
プリント・バッファ | 512Kバイトメモリ内蔵(通常文章約1,000ページ記憶) |
データ形式 | このプリンタは4通りのコード切り替えが可能です。JISコード:JIS6220、JBCCコード:日本点字コード、EBCCコード:欧州点字コード、NABCCコード:北米点字コード |
インターフェース | EIA RS-232Cシリアルポート準拠 標準装備 |
通信速度(ボーレート) | 75,110,150,300,600,1200,2400,4800,9600ビット/毎秒 |
形状寸法 | 幅50センチ 奥行き36センチ 高さ43センチ |
重量 | 21Kg |
*省スペース
本体の内部に連続点字用紙(150Kgまで)が1,000枚入ります。また点字が打ち出された紙は前面から吐出されますので床に置くことができ、場所を選びません。
*汎用性重視のオープン規格
プリンタ打ち出しのためのデータは汎用性の高いコードを使用し、日本の点字用ソフトはほとんどこのプリンタを標準に作られています。
代表例(コータクン、Win-BES、点字編集システム3、ブレイルスター、BASE、EXTRA、他多数)
*プリント・バッファ内蔵
ESA721には、512Kバイト通常文章約1,000ページ分のメモリーが内蔵されており、印字中パソコンが使えないという不便さはありません。
納期についてのお願い
製品の品質を保つため、少数ロット生産。
納品に時間を要します。
ESAシリーズは国内で設計・製造され、数多く販売されている商品です。
パーツの供給、メンテナンスどれをとっても安心です。
10年先まで考えて是非お選びください。